【ベトナム】ハノイひとり旅②「ダックキム」のブンチャーとカオスな交通事情
Xin chao
前回の記事はこちらから。
ホテルに到着したが、既に疲れていたので1時間ばかしゴロ寝。
時間は夕方17時過ぎ。ちょっと早いが夕飯を食べに行こう。しかし、外に出るのに勇気が要るな〜・・・
なぜなら
道路がカオスすぎる
市内へ向かう送迎タクシーの中からその交通事情を目の当たりにして、私は言葉を失っていた。
街中に信号がないのだ
バイク、バイク、バイク、バイク、バイク、バイク、車、バイク、車、絶えず鳴らされるクラクション。
その間を歩行者が縫うように歩いていく。大丈夫?これ轢かれるやつやん?
信号もなければ横断歩道もほとんどない。歩道はバイクが停まっているのでもはや歩く場所がない。じゃあどこを歩くのか?車道の端である。もはや走行中のバイク、車とゼロ距離・・スマホで地図を見ながら歩くと非常に危険なので気をつけましょうね。
ビビりながらも、ベトナム初の食事処へ向かいます。
「ダックキム」のブンチャー
記念すべき1食目はベトナムの麺料理「ブンチャー」
ベトナム風つけ麺みたいなものであり、かのオバマ大統領がハノイに来た際に食べたものとしても有名。今回は、そんなブンチャーの老舗でガイドブックにも必ず載っている超有名店「ダックキム」へ。ハノイの旧市街地にあり、ラッキーなことに滞在しているホテルから徒歩10分くらいで行けた。
どローカルな食堂ですね。(ご覧ください、このバイクの疾走感を。。)
店頭にいる忙しそうなおねえさんに指で「ひとりだよ」と見せて猛アピール、「そこ」と指された場所に着席。もちろん相席。
ブンチャーと揚げ春巻きのコンボ 90,000ドン
さあ、90,000ドンは日本円に換算するとおいくらでしょうか?ゼロをふたつ取って÷2ですね。450円程度。このボリュームで450円。安い。
ブンチャーとは、
米麺「ブン」を山盛りハーブと一緒に、炭火で焼かれたつくねと豚肉がゴロゴロ入ったニョクマム(魚醤ベース)の温かくて甘酸っぱいスープにつけて食べる料理。
ネットでは、「ブンチャー本当に美味しい」「ブンチャーの味が忘れられない」と絶賛の嵐だったのでどんなもんかかなり期待していたが・・
めっちゃうまいこれ
まずスープが美味しい、表現しにくいが甘酸っぱくて美味しい。それにブンとハーブをつけて食べる、口の中でスープとハーブが合わさってカーニバル状態。パクチー、シソ、ミント、あとはよくわからないがとにかく爽やかさが爆発。最高。
そしてスープに入っているお肉がまた美味しすぎる。シソ巻きつくねと豚バラ肉がゴロゴロ。炭火焼きなので香ばしいし食べ応えがある。日本人も大好きな味だこれは・・そりゃオバマさんも食べるよね〜と感動。(オバマは日本人ではない)
しかし、ご覧の通りブンの量がえげつないので半分食べたあたりでギブアップ。最後の方は山盛りハーブをちぎってスープに浸してお肉と一緒に食すという良くわからない食べ方をしていた。満腹、満足。道路に面しているので、ハノイの夜風と排気ガスにあたりながら食べるブンチャーは最高だった。
※ダックキムは食べるところが道路を挟んで2か所ある。ここが空いていたので直接入ってみたけどOKだった。
ハノイは「揚げ春巻き」
そしてセットの揚げ春巻き。ベトナム語で「ネムクアベー」と言う。
ベトナムといえば「生春巻き」のイメージがあるが、ハノイでは揚げ春巻きがメジャー。中身はエビ、カニが中心の海鮮系。これもサクサクでぎっしり中身が詰まっていて美味しい〜〜!なかなかの量があり、最後の方は飽きてきたのでブンチャーのスープに浸して食べた。最高。
食事をする前に・・・
ちなみに、箸やフォークは食べる前に紙で拭いてから使うのがベトナムの習慣らしい。(なぜならきちんと洗われていないことがあるから)相席したベトナム人カップルも同様にしており、なんと私の分も渡してくれた。優しい・・
帰国した今でも、このブンチャーの味が忘れられない。
ハノイ旅行記の続きはこちらからどうぞ。