ナイアガラの滝に行ってきた。
3週間くらい前にナイアガラの滝に行ってきました。
なぜトロントを留学先に選んだかという理由の一つに、
「ナイアガラの滝に行ってみたかったから」という理由があり、とうとう叶ってしまった。多分ここに来る留学生は国籍問わずみんな同じ目的を持っていると言っても過言ではない。笑 毎週誰かしらからナイアガラ行った報告を聞く。
ホームステイ先で一緒だった韓国人の女の子が誘ってくれた!初めての外国人との遠出、話が弾むか心配だったけど(主に私の語学力の問題)結果的にメチャメチャいい思い出になった。
ナイアガラはトロントから約2時間の距離にあり、アメリカとの国境にもなっています。
行き方はバス・鉄道・車(飛行機もあるらしい)色々あるけどだいたいみんなバスで行くことが多い。
バスの種類は①メガバス(北米の長距離バス会社) ②カジノバス(中華系格安バス会社)が主だと思うんだけど、今回はメガバスに乗って行きました〜
↑メガバス
公式サイトから簡単にチケット予約できる。片道40ドルくらいだったかな?
バスの中はとても快適。何より、シートがふかふか・・・・こんなふかふかの椅子に座ったのは日本ぶりだわと思うくらい感激。日本では路線バスや電車の椅子はソファがほとんどだけどトロントの交通機関(TTC)の座席は硬い。普通の鉄椅子に布シートが貼られているだけ。だかたこのふわふわさには驚いた。
あと、車内にWi-Fiが飛んでいる!!!!!!!感動した。充電ポートもあったし、至れり尽くせり。ちなみに、このバス、ニューヨーク行きの常套手段でもあります。超格安でいける。12時間かかるらしいけど。
乗った瞬間速攻爆睡(なぜなら5時起き)そして起きたらもうそこはナイアガラ近郊。2時間弱で到着!!
しかし、着いたらもうそこは滝!!というわけではなくあくまでもバスターミナルで滝はもう少し先のところにある。なので、ここで他のバスに乗り換えないといけない。
「WEGO BUS」に乗れば滝付近というか、ナイアガラの中心街に行ける。ナイアガラは滝だけじゃなく周辺にたくさんの観光スポットがあり、これに乗ればそこを巡れるわけですね。ちなみに8ドルした。でも24時間乗り放題だし、結局バスターミナルから滝壺まで行くのに20分くらいかかる。
そしてワクワクしながらバスに揺られること15分・・・・・
見えてきたぞ!!!水蒸気がもはや煙みたいだぞ!!
ついにキタ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!
想像を超える絶景・迫力・水しぶき。こんなに遠いのに、水しぶきがミスト状に飛んで来るので気持ちがいい!!我々テンションブチ上がり。
ほらこれとかやばくない????ナイアガラ半端ないって!そんなんできひんやん普通!
「ここに落ちたらどうする!?」みたいなわかりきった質問をキャッキャしまくるくらいにテンションがあがる我々。
ちなみにナイアガラはアメリカとの国境にもなっていると冒頭でも述べましたが、滝はここだけではなくもう一つあるんですね〜
もう一つの滝は「アメリカ滝」
その名の通り、アメリカ側にあるので、アメリカ滝。とすると、さっきの滝はカナダ側にあるので「カナダ滝」になるんですね〜〜ふ〜ん
カナダ滝に比べたら規模は小さいけどそれでも十分な迫力!ちなみに、この滝の向こう側はもうアメリカ。建ってる建物、アメリカ。U.S.A 憧れのアメリカさんが目視で見える。もうヤバいよね?(何が?)私の心の中のISSAが、「カ〜〜モンベイビーアメリカ〜!!」と歌っている。
そしてパスポートさえあれば、陸路でアメリカに渡り、アメリカ滝からも見れるんですね!!!!この真ん中らへんに写っているのが「レインボーブリッジ」という橋。これを渡った先には税関があり、入国審査を受けすぐにアメリカ入国できるわけですたい。(もちろん入国税などは多少かかる)
この写真では見えないけど、ちょうど橋の真ん中付近にアメリカ・カナダ両国の国旗が立っている。
↑こんな感じで
アメリカ国旗がはためいているだけでテンション爆アゲアゲの我々。ちなみに一番右の国旗はカナダの古い国旗らしい。知らなかった
陸路で国境越えなんて、島国ジャポンだと絶対にできないから本当に貴重な体験だと思う!あいのりでジャンプして国境越えしているのを観て漠然と憧れを抱いていたから・・・パスポート持ってたし国境越えめちゃしたかったけど韓国人の子が乗り気ではなかったので今回はしなかった。とにかく暑かったし・・・でもカナダにいるうちは絶対また行って国境越えする!!
そしてナイアガラで絶対やりたかったアクティビティ
「船に乗って滝壺の近くまで行く」
この、左手に見える赤い船に乗ってアメリカ滝・カナダ滝両方のギリギリを攻める超スリリングな体験。
船着場でチケットを買って(約30ドル)列に並ぶのだが、200㍍くらいの超長蛇の列・・しかし、この船は15分おきで発着を繰り返す&1度に大量の人を乗せるので回転は早かった。
乗船前はこういうフード付きの赤いカッパ(薄いゴミ袋みたいなやつ)を渡されます。なぜなら、シャワーを浴びたあとのように濡れるから・・・(アメリカ側からも同様に船が出ており、カナダが赤なのに対しアメリカ側は青色)
はいこの迫力よ。これはアメリカ滝付近でまだみんな余裕こいて写真とか撮ってるけど、カナダ滝付近まで来たらもうまるで台風の暴風雨。風でフードが頭から外れるしシャワーなみの水しぶきが我々を容赦なく襲い、阿鼻叫喚。カメラなんか一発でアウトになるくらいの水量。それほどまでに滝の水量はすごい。これ落ちたら即死する。(実際日本人が展望エリアのフェンスから落ちて死亡した事故があった)
15分くらいの船旅だったが大大大満足。並んででも乗る価値大有り。
そのあとはだいぶ疲れたので適当にぶらぶらし、友人の希望でカジノにちょっと寄ってナイアガラ観光地を散策して帰りました。
ナイアガラって、カジノの街でもあるらしい。人生初カジノ(プレーしてない)
街周辺、ここら辺に飲食店、アミューズメントパーク、ホテルが所狭しと並んでいる。友人が「American culture・・・」とつぶやき驚いていたが本当にそうwwwカナダにいる気がしない。
最後は、素人ののど自慢大会的なショーをピザを食べながら鑑賞しトロントへ帰ったのでした。友人も、「本当にいい思い出になった〜!」って言ってくれて嬉しかったな〜チケットがうまく買えてなかったりと色々トラブルはあったけど、それも旅の醍醐味である。(その子が全て計画・手配してくれたんだけどチケット予約ミスに当日気がついてキャンセルできなくて無駄なお金を支払ってしまって、気づかなかった私も悪いから半分負担すると申し出ても、これは私のミスだから・・って頑なにお金を受け取らなかった涙 でも強制的に彼女のお財布に入れた!んで、最後トロントについたときに今日迷惑かけたからってタピオカを奢ってくれた・・なんて優しいんだ・・・)
その子は8月下旬に帰ってしまうから、最後の思い出作りとして私を誘ってくれたのも嬉しかったしホームステイから引っ越した時もめちゃ悲しんでくれたから、もう少し一緒に居たかったな〜
ということで長々とナイアガラ体験記でした。
夜になると滝がライトアップされるらしいので、次は国境越えアンドライトアップ見に行こう。